以前ご紹介しました記事が好評でしたので

再度お届けいたします。

*:--☆--:*:--☆--:


045466s


早速ですが般若心経の中の




無苦集滅道。無智亦無得。以無所得故。


これは、四諦八正道(したいはつしょうどう)」を表しています。



苦諦…一切皆苦、人生は苦であるという真理
集諦…苦集諦、苦の原因は自我欲望であるという真理
滅諦…苦滅諦、苦の原因を滅すれば苦がなくなるという真理
道諦…苦滅道諦、苦を滅する道。内容は八正道



お釈迦様は最後の道諦 

苦しみをなくす方法として
「八正道」を伝えて下さっています。


ものごとを正しく見ましょう。

正しい言葉で話しましょう。

正しい行いをしましょう。

そのための正しい努力をしましょう・・


当たり前のことかもしれませんが、

それを教えて下さってるのです。


正見…正しい見解、人生観
正思惟…正しい思考
正語…正しい言語的行為
正業…正しい身体的行為
正命…正しい生活
正精進…正しい努力
正念…正しい意識、注意
正定…正しい精神統一



恋愛において

八正道の意味を浅岡美穂流に書かせていただきますと、

正見
よく恋愛の本や恋愛ブログを読み、
よく信頼できる人の話を聞いて、
信念にもとづいた人生(恋愛)観を持つ。


正思惟
よく考え、間違った考え方は避ける

正語
不必要なことは話はせず、自慢したり、彼や恋敵をけなしたりしない

正業
きちんとした服装で髪も整え、時と場合に応じた行動をする

正命
早寝早起き、規則正しい食事を心がける

正精進
目標を設定し、信念を貫き、諦めない努力する

正念
彼の立場、状況を考えたり、恋愛の基本(感情的にならず相手を思いやり
自爆メールをやめるなど)気をつける。

正定
今日一日を振り返り、「ごめんなさい」「ありがとう」を伝え、
毎日実行している精神統一をする。



さて、ここから少し難しい話しになりますが、

お釈迦様は「愛するな」とおっしゃいます。


それは、自己愛を達成するために

相手や周囲を正しく見なかったり、

正しい言葉を使わずに、

恋敵に悪い言葉を発したり、

どうやってあの人を手に入れようかとくだらないことを

考え、執念深く思いつめる。

そんなつまらないことはおやめなさいとおっしゃってます。



そうではなくて、

「自分を捨てても、本当に相手のためを思う

無償の愛、お返しを求めない愛でなければ本物の愛ではない」


そして、


「執着を捨てなさい」と伝えておられます。


執着を捨てれば人間の表情はきれいになります。

心が自由になり、幸せになりますよと伝えて下さってます。


難しいことだと思いますが、

私がたまにこのブログでお伝えしています

「見返りを求めない愛」

「彼の幸せを心から願う」

「愛する存在がいることに感謝」


ができる人です。







彼を心から愛し

見返りを求めない愛で

執着しない愛で想うことができます。


そうすることで、自然に彼からも大切にされ

愛されるあなたでいられることでしょう。



時間がありましたらまたこのような記事を

書かせていただきたいと思います。




※瀬戸内寂聴様の
寂聴般若心経生きるとはを一部参考に
させていただきました。



56321389f834bd9a55bff7e530df5733_s



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック