少しでも力になれたらと、政府広報オンラインより引用させていただきました。*昨年度

家族、近所、友達にも声をかけてあげましょう。


【熱中症予防の7か条】

(1)暑さを避ける

屋外では、日陰を選んで歩いたり、日傘をさしたり帽子をかぶったりする。また、屋内での熱中症を防ぐため、扇風機やエアコンを適切(設定温度28度以下、湿度60%以下)に使ったり、すだれやカーテンで直射日光を防いだりして、暑さを避ける。

(2)服装を工夫する

汗を吸収してくれる吸水性に優れた素材の服や下着を着る。また、えり元はなるべく緩めて、熱気や汗が出ていきやすいように通気を心がける。

(3)こまめに水分を補給する

暑い日には、知らず知らずのうちに汗をかいているので、こまめに水分を補給することが大事。たくさん汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩あめ、塩タブレットなどで水分とともに塩分も補給を。なお、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排出してしまうため、ビールなどで水分の補給はできない。

(4)急に暑くなる日に注意する

梅雨の合間に突然気温が上がった日など、体がまだ暑さに慣れていないときは、熱中症が起こりやすくなる。暑さには徐々に慣れるように工夫すること。

(5)暑さに備えた体づくりをする

日頃からウオーキングなどで、汗をかく習慣を身に付けておくと、暑さに対抗しやすくなり、熱中症にもなりにくくなる。

(6)個人の条件を考慮する

熱中症の発生には、その日の体調が影響する。前の晩に深酒をしたり、朝食を抜いたりした状態で暑い環境に行くのは避けること。風邪などで発熱している人や下痢などで脱水症状(※)の人、小さい子どもや高齢者、肥満の人、心肺機能や腎機能が低下している人などは熱中症を起こしやすいので、暑い場所での運動や作業を考慮する必要がある。

※脱水症状:発熱や下痢・おう吐、運動などによる激しい発汗などにより、体内の水分や塩分が大量に失われた状態。脱水症状になると、頭痛やめまい、倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識を失うこともある。

(7)集団活動の場ではお互いに配慮する

集団で活動する場合には、お互いの配慮や注意も必要。暑い場所での作業や運動は、こまめに休憩したり、一人一人当たりの作業時間を短くしたりする。活動の後には、涼しい環境で安静にするなど、体温を効果的に下げるように工夫をする。

■子どもと高齢者はさらに要注意

 小さい子どもは、体温調節機能が十分に発達していないうえ、身長が低いために地表面からの熱の影響を受けやすく、大人よりも熱中症になりやすいので、特別な注意が必要。高齢者は、暑さを感じにくい上に、体温調節機能の大切な役割を果たしている発汗と血液循環が低下し、暑さに対する抵抗力が少なくなっている。

 また、のどの渇きを強く感じないため、水分不足になりがちで、気づかないうちに熱中症を起こしてしまう場合もある。熱中症は屋内でも起こる。小さい子どもや高齢者、病人がいる家庭では、適切にエアコンを利用しよう。




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